Ver 1 Fun of air cooling twin cylinder engine







にほんブログ村 バイクブログ ドゥカティへ

2008年9月1日月曜日

1970年代の復刻カフェスタイル スポーツクラッシクシリーズの滲み出る機械としての魅力。





[03DSC_0024.jpg]



性懲りもなく今更ですが昔懐かしき1970年代のデザインに填る私で御座います。
高性能ハイスペックやレーサーのようなスタイルをしたバイクも確かに魅力ですが
個人的に欲しいとか手に入れてスグにでも乗りたいとは不思議に思いません。

なんと表現したら良いのでしょうか、
ノスタルジックスタイルでの流線型美学がデザインの向こう側に存在しているのです。
当時1970年代に存在していたバイクの存在感を現代に復刻させたデザイナーP・テルブランチ氏

スポーツクラッシクシリーズの復刻と
デザインを手掛け見事なまでに現代に蘇らせたそのセンス。
最新型のインジェクションDS1000空冷2気筒エンジンをベースに
エクステリアは70年代当時に流行した、憧れの流線型カフェスタイルなのです。
丸味を帯びたデザインと懐かしき原始的なまでのスポークホイールの絶妙なバランス。
自転車の延長線上にそのボディは存在しているのではないかと本気で思わせるビンテージ感。

オブジェとして飾っても絵になるマシンの美しさは何とも云えない存在感で御座います。
私は職業レーサーでもスピードに酔いしれる走りを期待しているわけでも御座いません。
跨っただけでもエネルギーがチャージされる
スポーツクラッシクシリーズ特有の完成度が好きです。

残念ながら新車でこのピエール・テル・ブランチ氏の手掛けたドゥカデザイン企画車輌を
普通に国内で何となく買える時期は今後は殆ど期待できないでしょう。
ツボを押さえた70年代デザインというのはある意味 芸術的領域に近いものが御座います。
価値があるから暇つぶしに投機対象で手に入れるとか、
バイクコレクションとして構えて狙うレベルではモチロン御座いません。

好きになれるかどうか?それは選択する個人の勝手で御座います。
偶然にも惚れ込んで手に入れたハイパーモタード1100SもGT1000も
スポクラシリーズのスポルト1000Sもポールスマート1000LEも手掛けたのは
共通して巨匠デザイナー ピエール・テル・ブランチ氏の作品で御座います。

危険ですね!ドンピシャリの魔力が理解できてしまうと
趣味の世界で熱くなる性格上どうしても心のブレーキシステムが壊れて止まりません。
思い切り熱中出来る趣味の対象物がこの世に存在しているだけでも幸せで御座います。


0 件のコメント: