Ver 1 Fun of air cooling twin cylinder engine







にほんブログ村 バイクブログ ドゥカティへ

2011年10月16日日曜日

カマキリの取り扱い注意説明書。1〜5























































カマキリの取り扱い注意説明書。

The handling cautions
description of a mantis.
Service manual



カマキリの取り扱い注意説明書。その1

草や植物の隙間に息を潜めて生息しています。
緑に紛れているからと云って、
存在していない訳ではありません。

その存在にご注意下さい。



カマキリの取り扱い注意説明書。その2

首の後ろからそっと摘んでみました。
しばらくは状況判断のため静かにしているカマキリです。
生命維持の為に如何なる環境であろうとも脱走を試みます。
嫌なものは嫌なのでしょう!単純明快な思考回路です。

その捕まえる場所に ご注意下さい。




カマキリの取り扱い注意説明書。その3

首の後ろからそっと捕まえてもいけません。
カマキリのカマは自由自在にその角度を変えて来ます。
このポーズは漫画 デビルマンでいうところの、
必殺デビルウィングの構えです。
鋭利な先端で指の表面奥深くまでグサリと喰い込ませて来ます。
大型カマキリではそのパワーも強く結構痛い目に合います。

位置と角度 その捕まえ方にご注意下さい。




カマキリの取り扱い注意説明書。その4

じっとして壁の色と景色に、
溶け込もうとしているカマキリです。
花壇の水やりの最中に突如として現れました。
枯れ木に はえる緑の枝なのかも知れません。

その挑発的な視線にご注意ください!



カマキリの取り扱い注意説明書。その5

ファイティングポーズのなんという格好良さ!
口の周りの触角を頻りに動かしておりました。
カマキリ言語で何かを呟いていたのかも知れません。
もしも蝶に生まれて来てこの景色を視たのなら!

THE  END  LIFE !
 
最後に観た自然界での生存の思い出となるでしょう!
不意の襲撃にご注意ください!



NikonD300S
105 F2,8 mmVR 単焦点マクロレンズ。
2011−10−16 



カマキリの中に住む1mの虫


ハリガネムシ

ハリガネムシは、カマキリなどを宿主とする寄生虫で、
5cm程度から大きいもので1mにも達する。
カマキリの尻尾を水槽の水につけておくと、
ニュルニュルと長細いものが出てくる。それがハリガネムシである。
ハリガネムシは水中に産卵された卵から生まれ、
まず、カゲロウなどに飲み込まれ寄生する。その後、
カゲロウがカマキリなどの陸上生物に捕食され、
その体内に入り込み、寄生生活をおくり成虫となるのだ。

9月から10月の産卵期になると、
カマキリなどの宿主を何らかの方法で
水辺へ向かうように仕向けて水中へ脱出するという。
カマキリを水辺を誘う方法に関しては未だ不明であるが、
カマキリの腹に穴を開け脱水症状にさせているという説や、
カマキリに自殺を誘発させる物質により水辺へ誘っているとする説などがある。
ちなみに、フランスOPMグループの研究者によると
「ハリガネムシが寄生しているバッタの脳からは、
寄生されていないバッタにはないタンパク質が見つかった。
そのうちいくつかは神経伝達物質の活動に関係するもので、
そのほか重力走性に関係するタンパク質があった」 と報告されている。

ちなみに、ハリガネムシはその名の通り、
乾燥すると外見が錆びた鉄の針金のようになり、
硬くなる。その状態に水をかけると元に戻り再び動き出す。

NikonD300SとVR機能付きのマクロレンズ
シングルフォーカス105mmで1匹の緑蟷螂を撮影です。
目と目が合った瞬間に両腕の鎌をブロックポーズで構え、
相手の攻撃から身を守る防御の姿勢と同時に、
次ぎなる攻撃に備えての臨戦スタンバイポーズを両立。
自然界で生きて行く蟷螂の知恵。
隙の無い自然なその構えにはある意味敵いません。




にほんブログ村 バイクブログ ドゥカティへ


いつもいつも「空冷2気筒エンジンの面白さ」
ご覧頂き本当に有り難うございます。
マイペースでのんびりと無理をしない程度に頑張ります。


0 件のコメント: