最初は黒のモノトーンチックでどちらかと言えば地味な時計だなと思っておりましたが、 段々見慣れて来るとそれなりにお気に入りのバランスとさり気ないレイアウトデザインなのです。 地味に感じてしまう最大の原因は、コントラストの明暗の強弱から来る対比の差なのでしょうか? ネズミ以外は視得にくいと思い込んでしまう先入観に起因しているのかも知れません。 ネズミはネズミ!文字盤は文字盤と違う存在なんだと意識して切り離して考えてみると、 控えめに思えていた刺し色の黒に近似色の大人しめなグレーの輪郭が逆に上品にさえ思えて来ます。 想像や思い込みの範囲を超えた面白さ、これこそ外見上では理解出来ない色使いの奥深さなのでしょうか、 入手して実際に使い込まなければ解らないシンプルが故のTCM流のスティルスセンスなデザインなのかも知れません。 スティルスとは隠れた存在の代名詞でも御座います。視得にくいとか発見されにくいという時に使用される影言葉。 暗闇に潜むこのラッキーシンボルでもあるネズミをさり気なく捕獲するのも面白い人生なのかも知れません!
加古 俊文
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