様子を見届けてから
後から自分都合で条件を巧妙にヒックリ返す
後出しジャンケンという方法。
世の中タイミングというか約束とでも言いましょうか？
暗黙の了解に於ける静かなる鉄の掟と呼ばれるルールが存在しております。
そして当たり前ですが物事にはそれなりの筋の通し方というものが御座います。
言葉を交わしながら条件を確認しあい1つの決め事が決定したとしましょう！
商談やら約束事の上にその次の予定やら信頼関係が組み合わされて1個1個の歯車が廻り始めます。
禁断の後だしジャンケンという行為は自分都合でその場限りの約束やら条件をひっくり返す行いで御座います。
目先の損得勘定だけが思考回路の中で最優先され、男同士の約束やら取り決めなんか簡単に消し去られます。
掟やらタブーやら信頼やら約束を簡単に乗り越えて自分都合を引き起こす面倒くさい行為なので御座います。
自覚症状がなくこれらの後だしジャンケンを平気で無意識にも繰り返す面倒なる輩も世の中には存在しています。
言った言わないの世界もそれと同じく勝手にドンドン自分都合へと軌道修正され意見が食い違うのです。
心の中での思想や考え方は目には視得ませんからお互いの温度差が想像以上に大きいようでは、
それこそ後でどんでん返しの被害に遭遇する確率も増えて来ますから怖くて小さな約束すら出来ません。
目先の欲が優先し永いその先の人間関係が犠牲にされるのではこれこそ堪りません。
恩や義理や人情や約束なんていう言葉は現代に於いてはある意味死語に近いのかも知れません。
深く考えさせられる事ばかりで御座います。
加古 俊文
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