Ver 1 Fun of air cooling twin cylinder engine







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2009年5月31日日曜日

Hypermotard 1100 S の危険な細胞分裂。 






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今まで蘇生させていたハイパーモタード1100Sのドライカーボン号ですが、
外した今までの小傷部品でも
まだまだ使えそうなモノが段々と手元に少しずつ集まって参りました。
そういえば、今になって何となく思い出しましたが、
ホンダCB750カフェの製作時に取り外されて不要となった純正新品パーツが
当時次第に手元に集まり始めた時の事を思い出します。

タンクにサイドカバー、テールレンズにタイヤが前後2本、シートにハンドル関係の部品、
フレームとエンジン以外は全てスペアパーツで揃うようになると非常に危険です。
無造作にも置かれた部品が「おれ達を動くように組み上げてくれ〜!」
とまるで意思を持った生き物の集合体のように静かに語りかけてくるようです。
この世にバイクというテーマを持って生まれてきた各種関連部品は
無機質なる単なる機械の部品なのですが、
単品パーツだけでは流石に力が無くとも、こうして集まってきた部品のグループには
ある一定数で自然な引力と不思議な意識を持ち始めるのかも知れません。

それはまるでジグソーパズルの破片ピースが
沢山目の前に意味ありげに転がっているのによく似ています。

ハイパーモタード1100Sの部品も私の大きな錯覚ですが、
組み上げて欲しそうな期待エネルギーを製品の隙間からオーラーとして出しておりました。
傷だらけのテルミのスリップオンサイレンサーや
小傷入りのアクスルスライダー、カーボンタンクカバー、ドライカーボン製の泥よけ、
格納式折り畳みスコップミラーの左右セット、内蔵LEDウィンカーの左右、
ハードクッションのスポーツシートや
ジェル入りローシート、REDアルカンターラ素材のカスタムシート、純正ノーマルシート
ハイパー4種類のシート座面の存在。
恐ろしいことに危険なこれらの部品と部品の集合体は
自らが1つのカタチになろうと蘇生引力を部品同士で持ち始めそうです。

コレに加えて気に入ったモノが全く同じ状態で追加にて欲しくなる
コレクターの末期症状「スペアミラー追加コレクション癖」が芽生えるとさあ大変です。
フランケンシュタイン誕生のエピソードに近い環境と状況が揃う事になりそうです。
ムルティーストラーダ1000DSを手放して、
代わりにハイパーモタード1100S追加計画なんてのが考えられそうで怖いですね!
細胞分裂と誕生蘇生を繰り返す生き物的な目に見えないパワーが
静かに置き場から人の精神へと作用しているようにも思えるのです。



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