Ver 1 Fun of air cooling twin cylinder engine







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2010年1月31日日曜日

部品の魔力





[1オリジナルショルダー DSCF6052.jpg]




部品の持つ引力やカスタムパーツの魅力とは不思議なものです。
走りや基本性能にさほどその部品自体が関係無くても、
純粋にそのパーツが装着されているだけで見え方や感じ方が大きく違ってくるのです。


これらのカスタムパーツの装着意義を第三者へと説明するのは非常に難しく思います。
それは活きた存在感とでも表現したら良いのでしょうか?
この微妙なるニュアンスも多少は理解して頂き易くなるのかも知れません。
なにかをキッカケに欲しいと本気で思った部品は金額や部品の個数や大小にかかわらず、
時間の連動とともに人間の意識の中で勝手に増長されて知らぬうちに育って行きます。


興味の無い事柄には誰しも無関心ですが、一旦興味が沸き上がるとそれこそ大変です。
研究リサーチや詳しいスペック等について徹底的に数多くの情報が瞬時に選択出来ます。
調べられる内容の環境も発達し信じられないくらいに進化していますから尚更です。
部品本体は確かに直接語りかけては来ませんが、
その部品を取り巻く環境がじっくりと時間を掛けて、
欲しがっているヒトの本能へと攻撃を仕掛けるのかも知れません。
やがてはボディーブローのように知識の中へと勝手に映像が流れて来ます。


この世にまだ存在していないものや、カタチにもなっていなくとも
デザインやディティールイメージさえキチンと思い描く事が出来れば、
スケッチ線から立体へと進化してそして色が付けられ遅かれ早かれ現実世界へと
自動的に生まれ出てくるのもこうした意味から考えると納得です。
前置きがまたまた非常に長くなりました。

どうしても欲しくてそしてまだ無いものは、いっそのこと1から作ってしまえ!
という誕生のコンセプトでこれまた不思議な部品が身の回りに沢山増えて行きました。
もちろんビジネスとして売る為に製作しているものではありません。
自分自身が本当に欲しいと思えるプライベートクオリティーだけで強度を計算し、
何度も試作プロトタイプを作り回を重ねて繰り返し進化させて行く途方も無いプロセス。
出来上がって来た時には不思議な懐かしさと嬉しさが微妙に交差して、
突然変異の如く鮮烈に目の前に出現して来ます。
あああああ〜またこんなモノを作っちゃった!それで良いのかも知れません。
それはそれで奥深き趣味の世界なのですから!


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