カメラネタばかりで最近は引っ張り過ぎましたから今度は個人所有の小物時計ネタで!
左腕に装着させている機械式腕時計ですが朝の出勤前に無意識に装着する時計を選び出す瞬間が御座います。
平均的な男の趣味の世界なんてのは非常に狭い範囲でジャンルも絞られておりまして!
数本の時計コレクションや素材の変わった鞄に、デジタル一眼カメラ類や周辺小物、
それから自動車や趣味のバイクや履物では靴やジーパンなんてレパートリーもほどほどに限られて来ます。
気が付けばいつもこの黒い機械式腕時計を無意識にも選択して腕に装着している事に気が付きました。
飽きの来ないモノを予測し個人の趣味に照らし合わせて事前に理解しそれを実際に手に入れる事と、
気に入って永い時間の使用に耐えられた気持ちの良い満足感は同じ直線上にあるように思われますが、
予想と結果がいつの時代も都合良く1本の線でストレートに結びつくとは限りません。
本気でイイと思って心を決めてイザ入手しても途中で何となく熱が醒めてしまったり、
あれほど興奮したにもかかわらず愛着が無くなり感動が消え失せてしまうことだって考えられます。
結果は予想に反して大きく違う内容へとシフトして行くのが通常のパターンなんだと思われます。
それでは何が本当に自分にとって良いモノの定義なのだろう?
自問自答するのは誰しもあたり前で、出来れば廻り道や損をせずに飽きないような良いモノを、
的確に選択の範囲から選び出し最初から正しく巡り会いたいとヒトは無意識にも願うものです。
残念ながら単品だけを入手して他を知らずにして都合良くも良い領域を手短に知るのは非常に難しく、
ありふれるようなジャンルや数多くの中から厳しく自分の審美眼に照らし合わせて比較検討して、
絞られた候補の中から最終的にこれだと思えるような対象物を選び抜いた時にはじめて優劣のような感覚が、
今までの経験から滲み出て来るように直感で生まれてくるのではないかと思われます。
ということで良いモノとそうでないものの微妙なその差は自分で選び抜いて来た総合結果論としての、
最後に残された1つの答えなのではないでしょうか?
無駄なプロセスを踏んでいるようですが実は色々と他のモノと長期間実際に手に入れて使い比べてみなければ、
自分流の答えは欠片も見えて来ないのものなのです。セレクトセンスや雰囲気も加味してイイものを考える。
ゴチャゴチャと説明が長くなりましたが趣味のバランス感覚さえ間違わなければ多分大丈夫なんだと思われます。
結果自分がお気に入りとして日々使用していて、オマケに満足感が非常に高いモデルは偶然にもコレでした。
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