小型コンパクトカメラ FUJIFILM X20
朝の通勤で約36枚のデジタル画像をこのブログへと掲載させて頂きました。 ほんの少し前の銀塩フイルム時代なら、カートリッジのフィルム1本36枚撮りを全部使用して、 昼に近所のDPE屋さんに持ち込み、翌朝には同時プリントの紙袋を受け取り撮影画像を眺める! カラーフィルムが1本約880円程度で現像料が450円で同時プリント35枚〜37枚相当のコスト1,440円 1枚あたりが約40円だった時代の平均コスト合計で 2,770円相当の撮影出費でした。 当時は36枚撮りのフイルム1本だけの現像なんてとてもおさまりませんから、 2本だの3本だのと現像に出す事に、3本合計のコストはおよそ8,310円相当だったのです。 毎週毎週こんな事を繰り返していたらひと月では33,240円~40,000円くらいの浪費なのです。 現像した写真を収納させるために定期的にアルバムを購入したりスペアのフィルムを購入したり、 カメラをそこそこ楽しむ為には微妙な出費との問題といつも直面でした。
シャッターを切る瞬間に脳裏に過るのは以前に撮影したシーンに近いな? とか、アルバムの中に確かこのショットが数枚同じようなアングルであったかも知れない! 画像コレクションを考えずに増やして行くと最終的には大変な事になるのではないか? 躊躇いながらも考えているとシャッターチャンスを見失います。 またワンショットコストは一押し2,770円÷36枚だと約77円相当の覚悟が要ります。
必要か不必要か?
真剣に悩んだあげくに被写体を目の前にしてシャッターが切れないのです。 趣味の世界にケチな電卓計算なんかは要らないぜ! と覚悟を決めシャッターを押した瞬間に微妙な後悔にも似た焦りが芽生えます。 あああ〜自分はなんてせこいんだろう! こんな小さな事でいちいち悩まなくてはならないなんて! 無料で何枚でも自由自在に撮影出来て、 しかもストレス無く美しい画像を思う存分に撮影してみたい! こんな意味不明なる願いを小学生低学年時代に何度何度もそう思いました。 気が付けば時代は移り変わりデジタル時代の到来です。 初期投資は御座いますが、かつての小さな夢は何となくですが適いました。
加古 俊文
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