Ver 1 Fun of air cooling twin cylinder engine







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2013年6月11日火曜日

バイク専用の本格派機械式腕時計という選択。








バイクという環境に適した本格派機械式腕時計の融合。


今までにバイク専用としての機械式腕時計があったのかな?
別にバイク専用といっても普段遣いの腕時計を適当に装着させて、
バイクに乗ればそれだけの事では御座いますが、
ご存知の通りバイクに乗る時の環境は想像以上に激しく、
そして色々なコンディションを考えると非常にデンジャラスなのです。
自然環境は時には厳しく予期せぬ突然のアクシデントにも見舞われます。


例えば土砂降りの大雨やらエンジンの振動やら強風雨風に晒されて、
気温差やら湿度、高低差はモチロン気圧の変化まで考えると大変です。
スピードに振動に大雨の攻撃はジャンル想定外なのかも知れません。
しかもバランスを崩し万が一にも転けた時の、
ムーブメントケースに与える強い打撃や衝撃を考えると、
ある程度の機械式腕時計なんて実際には恐ろしくて、
気軽においそれとは装着出来ないのかも知れません。
それならば安価なプラスティックボディーの、
クォーツデジタルなんかで充分ではありませんか?
そんな答えが即答で返って来そうな厳しき環境なので御座います。


最近は自動二輪環境も大昔の以前とは違い、
ライダーズウエアのセンスも相当に良くなり、
飛躍的な進化を遂げて参りました。
日頃の日常生活でそれなりに拘りを持った、
ウォッチセンスの持ち主がイザ バイクに跨がった瞬間に、
ツーリング時の腕時計なんて何でも良い!
という切り捨てな意識になるとは到底思えません。


ツーリング時には正確な時間を正しく知りたいという意識は尚更なのです。
速度に比例して時間と移動距離との密接なるその相互関係は、
ある意味非常にシビアな問題でもあり大きな課題でもあるのです。
こんな時にこそタフで頑丈な自分だけの究極なる1本が欲しいと思うのは、
選択時の与えられた金額の大小の問題もモチロンありますが、
気持ち的には至って自然の流れでも御座います。


機械式腕時計のセレクトランクが高級過ぎてもまた安過ぎても駄目な領域が、
実はバイクの世界では求められる微妙にシビアな感覚なんだと思いました。
例えば大金持ちがヨットに乗る時には、
ヨットタイマー付きの高級防水時計が存在しています。
戦闘機や飛行機に乗る時にも、
それなりに歴史あるパイロットウォッチがあるように!
何故これだけ数多く支持されている、
バイクに乗られる世の中のオーナー様達には、
そのような本格的な領域や専用ジャンルが、
今までに存在していなかったのでしょうか?


無いのなら自分達が納得出来るような条件を満たした完成度で、
創ってしまおうではありませんか!
ということでバイク専用としての機械式腕時計を考えたとき、
以下のような条件を全て高次元でクリアーさせる必要がありました。
まずは納得の行く領域での防水機能としての耐水スペックです。
強風や大雨に向って走らさなければならない環境への挑戦。
水深1000メートル近くの水圧にも耐えうる頑丈な構造で、
タフで徹底した気密性を維持させた防水時計としての機能。



美しきエクステリアデザインと高品質さの融合はあたりまえ!
バイク専用ですから下手なクロノグラフ機能はこの際ですから排除したい。
視認性に優れた文字盤のライディングレイアウトと専用デザインの採用。
逆リューズ構造で左手首の甲の屈折時の減り込みクリアランスを考えた、
前傾姿勢でも邪魔しないライディングフォームを優先させる工学構造。


観易くてシンプルなデザインと視認性に優れた大きめな文字盤の存在感。
ライダーズウエアやグローブなどの袖のチャックや金具の攻撃から、
局部の擦れや傷を徹底して守リ抜く傷の着き難さ、
表面ムーブメントケースのプロテクト&保護を考えたある程度の強靱性。
傷が着き難いブラックPVDハードコーティング採用の強靭な耐久性。


軽量で強度に優れるムーブメントケースへ上質チタン素材の採用。
水や砂に強い本格派専用ラバーベルトの採用。
手首へと装着させた時の抜群なるフィット感と安定感の両立。
惚れ込めるようなモノとしての圧倒的な存在感と大きな安心感。


これらの難しい問題を確実にクリアーさせるために、
基本ベースモデルの素材としてイタリアはTCM社の、
ARTIGLIO「アルテグリオ」が選ばれました。
この時計をベースに本格的なカスタムが施され、
AFF3 専用デザインとして新しく生まれ変わります。

ARTIGLIO「アルテグリオ」
ムーブメントケースの素材は高級軽量なチタンを採用です。
カラーはPVDブラックでタフな外装保護コーティングが施されます。
ブラックのTCM アルティグリオ用のラバーベルトをそのまま純正仕様で選択です。
外周回転ベゼルのリングは深紅の赤ダイヤルを採用で数字はダークグレーを指定。
紅いリングの存在感を活かす為に文字は右半分に集中で12時位置から3時位置に集中。
中央リングのベース地は鮮やかな「山吹色」ダークイエローをあえて採用です。
視認性を確保させる目的の他に存在感を最大限に引き出す効果も同時に狙えそうです。
数字は全てプリントではなく個別単体でのアップライトのナンバーインデックス仕様。
針は時針と分針で針ボディー外側がフラットブラック仕様です。


針の中央センター部はルミノバの夕張メロン風の夜光塗料が施されます。
秒針のエンドは黒ですが途中は夕張メロン色で先端が赤色と贅沢な3色の構成です。
細かな線やレターは山吹色と相性の良い濃い赤で描かれ小さな丸ドットには、
同じく美しき夕張メロンのような色のオレンジ色に近いルミノバ夜光塗料仕様。
センターの部分は黄金比の配列から大きさとある程度の区切りを決めた、
センターブラックで黒の配色で中心の文字盤を適度に引き締めます。
簡単なカラーイメージは丸いドイツカラーバージョンと思って頂ければ、
黄色と山吹で入れ替わりますが全体の配色と雰囲気は多分そんな感じです。


加古 俊文














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