AFF3 mechanical Tokyo
2013年07月15日の月曜日
複雑怪奇で妖艶
パーペチュアルカレンダー搭載
ナビタイマーの美しき文字盤。
PT950素材でシンプルな存在感。
NAVITIMER QP 950 の静かなる引力
複雑時計と呼ばれる
機械式クロノグラフ時計は
純粋なる時刻時計機能の他に
簡単なアナログ式
ストップウォッチ機能が
追加されているモデルの総称で御座います。
この機能に追加して外周リングに
回転式計算尺ダイアルを装備させたのが
ブライトリングのナビタイマーQP
PT950 シリーズの 構造でも御座います。
そして簡単な外観上の特徴でも御座います。
さらに複雑怪奇な歯車を組み込んで
パーペチュアル機能
月齢表示機能を機械的に、
機械式ムーブメント内部に
組み込ませたのがこの稀少モデルの
最大の特徴でも御座います。
月齢表示機能のムーンとは
モチロン月の動きを表示する
機構で御座います。
1ヶ月という単位は
この月の周期から
導かれているもので御座います。
でも1ヶ月は約1ヶ月であって
正確な1ヶ月ではなかったのです。
約29,5の周期で1年間に
12回の回転率を演算表示致します。
とりわけ1年の中でも
2月だけがほんの少し短くて
この月齢誤差を短縮する月として
調整月の役割を果たしています。
さらに閏年として微調整が
4年に1度の設定で設けられているのです。
1461日目にして
微調整をさせる機能も
しっかりと内部に組み込まれていたのです。
4年に1度の気が遠くなるような
時間軸まで最初から考えられて設計され、
しかもエレクトロニックの恩恵に授からず、
徹底した100%のアナログでもある、
機械式 動力源の歯車とゼンマイと、
細かな数多くの小さな連結部品で、
複雑に構成されているのですから、
これらの機構を発案した職人と呼ばれる、
設計開発者のアイディアや叡智の極め方も、
それはそれは人間業を超えた領域に位置し
本当に大したものです。
緻密でそして適度に正確な時を刻み続ける
パーペチュアルなる世界観。
小さな小さなムーブメントケースの中の
マクロ宇宙を左腕に纏う喜びが
人生の大きな醍醐味として
深く永く味わえるのかも知れません。
また「ツキ」という言葉も
実は非常に縁起の良いスローガンとして、
プラス思考に連動して人々の脳裏に
深く強く染み込んでおります。
オマケ付き!ラッキーなツキ、
引力を持った不思議な惑星。
このみんなの為に存在するお月様を
自分の為だけに使用する贅沢な機能が、
ブライトリングナビタイマーQP PT950 には
最初から備わっているのかも知れません。
今のところ夜空に浮かぶ本物の月を
個人所有している人に
出会ったことが御座いません。
大地や土地も原始の時代に遡れば
当たり前ですが誰のものでもありませんでした。
未開の土地と同じく所有者不在の場合は、
開拓して努力を注ぎ込み平地にさせた人の功績や、
一番先に手を挙げた人に所有の権利は
廻ってくるものらしいです。
出来ましたら左腕にブライトリング
ナビタイマーQP PT950 を装着する為にも、
もしかしたら、本物のツキを手に入れる
勇気はそんなところから不意に発生するのかも?
NikonD3S
VR105mm Macro
加古 俊文
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