Ver 1 Fun of air cooling twin cylinder engine







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2008年8月26日火曜日

ナプロオイル交換後の走行フィーリングと感想。







2008年08月11日 ナプロ「ファーストトラック」10W-30エンジンオイルに交換して
8月22日の金曜日までにハイパーモタードを11日間で走行距離1397キロを走らせました。
2気筒エンジン1078cc搭載の相性は抜群で、すこぶる程の調子の良さです。
アクセルを回してもパワーと同時にガシャガシャとしたメカニカルノイズも取れ、
油温も以前に比べると安定しています。

夏の渋滞道路でゴーアンド、ストップを繰り返していると今までは120度〜130度と
異常な程の油温上昇がみられました。安定油温で105度〜110度辺りを示していました。
この130度の領域に油温が熱上昇すると酸化スピードが急激に速くなり
粘度調整剤や酸化防止剤として混合されている化学合成成分が著しく劣化していきます。

ナプロの場合は安定油温が常時85度近辺で推移し、上昇しても90度近辺でした。
昼の炎天下にて渋滞道路でも油温100度までなかなか行きません。
摩擦係数が低くなる事によって発熱量も抑えられ、
オイルの潤滑洗浄作用とエンジン本体冷却もある意味安定いたします。

これ程までに基本性能が上がるとバイクを運転させているだけでも気持ちが良いものです。
実験に千葉〜銚子ソロツーリングでハイパーモタードを約485キロを走らせ、
3日連続の千葉南房総半島〜伊豆石廊崎〜三浦半島では約877キロを走らせました。
真夏の過酷な低速走行もこれだけ安定して油温が管理できると
これこそ自分が求めていた理想的なエンジンコンディションの維持で御座います。

パワフルで安定するばかりでなく発熱量を抑えることにより
走行燃費にも多大なる影響が出て来ます。
今までハイパーモタードの平均燃費は約14,5キロでしたが、
交換後は驚くことに5キロも伸び 約20キロを軽くオーバーするほどになりました。
ガソリン満タンで12,4リッターですから
伸びた距離:5キロ:掛けることの12倍で
プラス60キロも余分に走れるようになったのです。

さすがに宇宙人の血液と呼ばれる品質だけのことは御座います。
今度はこっそりと家内のGT1000へこのナプロオイルを入れてみて
先入観無しにその違いをストレートに訊いてみようかと思います。
軍事規格の驚異のエンジンオイル。
金額は少々張りますがなかなか良い乗り味で御座います。

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